第8回MBTA講座ご案内(終了しました)

ー開催趣旨ー
開発した膜の社会実装を進めていくためには、市場の未来動向の考察、ビジネスモデルの構築を考える必要があります。また新規膜開発の性能や効率を高めるためには、問題の原因を確かめたうえで対策を講じ、結果を判断するサイクルを回していく必要があります。プログラムでは、ビジネスと技術の両側面から、開発膜を社会実装することを想定し、ビジネスの考え方と膜技術発展の方向性について議論をすすめる予定です。ビジネスと技術、並行で講座を進めてまいります。
膜ビジネスの回では事業化や経営といった観点から、新規膜事業化の実例やビジネス分析の実例について、参加者の皆様との認識の共有と議論の場にします。
膜技術実施回では、地球温暖化や水素社会への対応などのメガトレンドを意識しながら、膜技術発展の方向性を探ります。
分析技術と膜の高性能化についても取り上げる予定です。多数の方のご参加をお願い申し上げます。


第8回テーマ:「RO膜開発の秘話

第8回は、元東洋紡株式会社取締役執行役員の関野政昭様にご登壇をいただき、海水淡水化(SWRO)膜の開発についてお話を伺います。
関野様は入社されて以来RO膜の基礎開発、生産技術、事業経営に携わってこられました。開発の過程で遭遇した課題をどのように解決して商品化に導いたかなど、貴重なお話が伺えると思います。

膜の技術開発や社会実装の進め方などについて、現在の開発テーマを進めるうえでも参考になるお話が伺えると考えます。大変お忙しい中恐縮ですが、是非多数の方にご参加いただきたく、宜しくお願い申し上げます。
講演会終了後、神戸大学内に於いて懇親会を開催します。

 

日 時

2024年5月17日(金)14:00~18:40 (対面開催)
会 場:【MBTA】工学部C1-301

 ご講演
 及び
ご講演者

 

1,はじめに
14:00~14:05 「開会挨拶」 先端膜工学研究推進機構長 松山秀人
14:05~14:15 「第8回 MBTA 趣旨説明」科学技術イノベーション研究科 北河享

2、第8回 MBTA(Membrane Business & Technology Academy)
Ⅰ14:15~14:30 「RO膜の開発の背景事情」神戸大学科学技術イノベーション研究科 北河享
 14:30~16:00 「海水淡水化膜(SWRO)モジュールと共に」元東洋紡(株)取締役執行役員 関野政昭様                
                   
               休憩  16:00~16:20

討論会 Ⅱ16:20~17:00 対談、質疑応答、討論
          モデレーター 神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 蔭山広明
形 式 対面開催となります。懇親会も開催します。
懇親会 Ⅳ:17:10~18:40 
神戸大学 工学部食堂AMEC3(無料:但し会員以外の方は、2500円申し受けます。)

(司会進行 北河 享 科学技術イノベーション研究科)
 第8回MBTA開催案内    申込用紙 (複数可能です。)
  


送付先アドレス:eng-membrane@research.kobe-u.ac.jp

  • 申込締切:2024年5月13日(月)

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