機構のご紹介
機能性膜技術
機能性薄膜技術は、水資源確保、大気環境保全や水素エネルギー有効利用といった環境・エネルギー分野において、非常に重要な要素技術の一つです。これら機能性膜の微細構造制御や膜機能・性能のさらなる向上をはかることにより、今後益々多くの産業分野での利用が期待されています。
設立趣意
膜工学では、その基礎となる理論と産業界への応用をバランスよく発展させることが大切です。また、研究のみならず、膜工学を担う人材面の育成も重要です。したがって、膜工学に関する先端研究と人材育成の両面で、産学連携を推進することを目的として、先端膜工学研究推進機構(略称:機構)を設立しました。
注) 機構は、この目的のため、次の先端膜工学センターと連携して業務を遂行します。
センターとの連携
神戸大学では、膜工学の研究と教育のために、平成19年4月1日に、工学研究科の中に先端膜工学センター (略称:センター)を設立しました。
機構は、①センターに資金支援して、成果の会員への普及に努めるとともに、②個別のテーマについての企業会員とセンターとの連携の促進に努め、これらを通じて、センターの研究と教育に産業ニーズを反映させます。