第12回MBTA講座開催案内

ー開催趣旨ー
開発した膜の社会実装を進めていくためには、市場の未来動向の考察、ビジネスモデルの構築を考える必要があります。また新規膜開発の性能や効率を高めるためには、問題の原因を確かめたうえで対策を講じ、結果を判断するサイクルを回していく必要があります。プログラムでは、ビジネスと技術の両側面から、開発膜を社会実装することを想定し、ビジネスの考え方と膜技術発展の方向性について議論をすすめる予定です。ビジネスと技術、並行で講座を進めてまいります。
膜ビジネスの回では事業化や経営といった観点から、新規膜事業化の実例やビジネス分析の実例について、参加者の皆様との認識の共有と議論の場にします。
膜技術実施回では、地球温暖化や水素社会への対応などのメガトレンドを意識しながら、膜技術発展の方向性を探ります。
分析技術と膜の高性能化についても取り上げる予定です。多数の方のご参加をお願い申し上げます。


 12回テーマ:「環境保護と企業活動」

今回は「環境保護と企業活動」をテーマに、 膜とは異なる業界でイノベーションにかかわっておられる講師をお迎えして、知見や議論を深める会を企画しました。講師からは、所属される企業のご紹介のあと、取り組んでおられる環境保護に関する考えや取り組み、今後のイノベーションの方向性などについてお話しいただきます。技術開発や市場開拓、社会実装の進め方、将来像など、貴重なお話が伺える機会となります。今回の講座が業種を超えての膜とのコラボレーションの接点になれば幸いです。

ハイブリッド形式で多数の方にご参加いただきますようご案内申し上げます。

日 時

2025年5月23日(金)14:00~17:00 (ハイブリッド開催)懇親会はございません。

会 場

《講演会・討論会》:神戸大学 バイオメディカルメンブレン研究・オープンイノベーション拠点棟 2F会議室Z5

 ご講演
 及び
ご講演者

 

Ⅰ,はじめに
14:00~14:05 「開会挨拶」 先端膜工学研究推進機構長 松山秀人
14:05~14:15 「第12回 MBTA 趣旨説明」科学技術イノベーション研究科 北河 享
Ⅱ、第12回 MBTA(Membrane Business & Technology Academy     
14:15~15:15 「スポーツ用品のサステナビリティ」
        株式会社アシックス スポーツ工学研究所 材料研究部 立石 純一郎氏
15:15~15:30          休憩
15:30~16:30 「ゼロからイチを生み出すイノベーションの秘訣
        ~3つの組織でオープンイノベーションに取り組んだ経験者が語る~」
        ヤマトホールディングス株式会社 イノベーション推進機能 皆地 恵実氏         

討論会 Ⅲ、16:30~17:00 質疑応答、討論 モデレーター 神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科  蔭山広明
17:00~17:10 閉会挨拶・諸連絡

開催方法

対面式・オンライン(ハイブリッド開催)オンラインでご参加の各位に後日、参加用のURLに掲載、及びお送りします。

(司会進行 北河 享 科学技術イノベーション研究科)
 第12回MBTAプログラム    申込用紙 (複数名可能です。)
 会場地図   
 
  オンライン参加用のURL は後日掲載予定


送付先アドレス:eng-membrane@research.kobe-u.ac.jp

  • 申込締切:2025年5月15日(木)
    懇親会は開催しません。

お申込みはこちらから